Unityやってる人がMMDで動画を作るワケ
この記事は、雑談Slack Advent Calendar 2020の4日目に投稿されるはずだった記事です。
前回は私の、フルリモートになって実感していること - 雑談slackに入り浸るでした。
さて、今回の話はMMDことMikuMikuDanceになぜUnityを使ってコンテンツを作っている私が動画を作っているのか、というお話です。
結論から先に言えば、作り込まれている版権モノのモデルを直に使えるプラットフォームだからです。他に理由があるかー!
いえ、他にも。あります。
コミュニティとしてはMMDはUnityより先んじており、多数の参加者を誇るDiscordサーバがあります。UnityにもSlackコミュニティがいくつかあります。しかし、MMDのコミュニティはIRCのチャンネル時代から存在しており、コミュニティとしてはかなり年を食っているというわけです。
話を反らします。数年前、何人かのUnityエンジニアはMMDモデルの規約に対して、『統一されておらず使いにくい』といった主張をしました。
しかし、言ってしまえばエンジニアリングの成果物も統一されているとは言えません。全部が全部MITでもなければCCでもないからです。プロプライエタリなものに至っては何ひとつをとっても同じものではなかったのです。
コンピューターグラフィックスを扱う上において、UnityでもMMDでも、できることに多少の差はありますがほとんど変わりません。違うのは底にいる人々の種類だからなのであります。
多少意味不明だけれど、これはこれでオツなのではないか。
5日分も私です。