こんにちは、サメジ部長です。
以前このブログにてセルフ拷問式イラスト上達法についての考え方の記事を書きました。
自分がどういった発想で画像生成AIを使っているかというと、生成AIをお手本にするというものです。
この発想に至るのにはいくつか理由があって、
- 趣味イラストなので手を動かしたい。
- 良い感じのものでも結局使うためのつじつま合わせにレタッチやオーバーペインティングしなければならない。
というのが、大きなものです。
さて、copainterさんを利用するときですが、この場合でも生成した結果を新しいレイヤーとして使うことはほぼありませんでした。今回はこのイラストのメイキングを紹介します。
使用ソフトはClipStudio Paintです。

下書き作成
ここは余り凝ったことをするわけではありません。色の付いたペンでラスターレイヤーに描いているくらいです。連番で撮ってたので貼り付けます。




ここまでは手癖です。
CoPainterの『線画』機能で評価する
ここまでできた線画をCoPainterの線画で生成します。ここでなんとかしたいことは
- 目線が怪しい
- なんか芋くさい
- 目の距離が変
のあたりです。まずは適当に。パラメーターで特筆すべきところは忠実度を下げるということ。冒頭でも述べましたが、自分は生成画像を作品にそのまま取り込みたいわけでなく、絵を描くための参考にしたいので忠実度を下げた、いわば完全に別人の絵を参考にします。

おっ、いけてる画風はこんなもんなんですな…と、確認しつつ。視線が怪しい部分は、プロンプトの自動生成をした後に looking at viewer を追加してカメラ目線になるようにします。
自分のラフを直していきます。
自分の絵そのものを修正するときに忠実度を段々上げていきます。


ペン入れ

この状態でもまたcopainterの線画機能で確認してみましょう。細かい差異をチェックしたいのでパラメーターを調整します。さっきまでと違うのは入り抜きを1にしているところです。

の、ように元絵のイラストをきちんと生成AIが把握することができるか、という視点でチェックします。これでちゃんと変換できれば、把握もできているわけですからね。
下塗り
自分はせっかちなので、できることはどんどん先に行きつつ、修正を重ねていくスタイルです。簡単に色分けしながら、線画で抽出した内容を反映させていきます。これが自分のキャンバスの方です。

忠実度:0.75
影・質感の書き込み
ここに来てやっとcopainterの別の機能を使います。
copainterの方では『着彩』を使います。このために下塗りレイヤーも用意していたわけですね。パラメーターはこんな風にし、着色モデル全ての内容を使っています。
仕上げ
copainterの方で『陰影』機能を使って影の付き方を参考に見ます。アニメ影に変更しない方が調子がわかりやすいかもしれません。



書き込みが進むとこの状態まで来ました。うーん、もうちょっとほしいなあ。

そこで、陰影で作った画像を乗算で取り込みます。参考にしか使わないといったな。あれは嘘だ。
このように張り込みます。細かいところで見ると原稿サイズの違いなどが出てしまうので、エアブラシツールなどで調整します。

完成
できました。他の絵の流用しているので正確な時間が取れなかったんですが、15~20時間くらいでしょうか。copainterのチケットは18枚ほど使っています。

それではまた。